親がバカなら我が子の才能を潰す?子を叱る前に自分が野球を学べ!

親にとって味方であるはずの親が、子どもにとって敵になることがあります。

ある相談を見て、正直ぞっとしました。

それは小学3年生の野球少年の父親からの投稿でしたが、「小学3年生でそれだけのことをやるって、もう虐待だぞ・・」と思いましたから。

 

ダメな監督がいるチームは離れられるが、親は離れられない

 

小学3年生のその子は投手をやっており、ある練習試合で3イニング投げてバント処理のミスで1人を塁に出しただけで、それ以外は完璧と言える内容だったそうです。

しかし、そのチームの監督は「ミスはお前の責任だ」「才能がない!今すぐやめろ!」「野球に向いていない」などの暴言を吐いたのです。

 

094

 

確かにバント処理のミスをしたその子にも責任はあるでしょう。しかし、無失点できちんと役割を果たしたはずです。

高校野球以上ならまだしもまだ小学3年生ですよ、少し常軌を逸しています。

でも、驚くのはここからです。

 

その子は小学1年生の時から毎日ランニング2km、素振り100回を日課にしていました。

ですが、その一件があってからは父親から、毎日10kmのランニング、300回の素振り、そして説教が追加されます。

その子は根性があり、また「やめたくない」という想いが強いのか、泣きながら倒れながらも続けていたそうです。

 

また、監督の指示でフォーム改造にも挑戦し、結果的にフォームを崩し、捕手に届かないようになってしまったそうです。

これに対して父親は「やっぱりセンスがないのか?」と疑問に感じ、相談を投稿したみたいですが、もはや異常としか言えません。

 

小学3年生で毎日10kmを走り、素振り300回、土日はおそらくチームの練習や試合があるでしょう。

この年齢でこれだけの運動量は完全にオーバーワークです。

 

032

 

フォームを崩して捕手にすら届かないというのは、フォームの問題だけではないでしょう。

疲労もかなり溜まっているはずです、怪我でなければいいのですが。

 

 

野球少年のセンスをや才能を磨くのが指導者の役目

 

もちろん、預かった子どもに対して「センスがない」「才能がない」と暴言を吐く指導者は論外です。

センスや才能はこれから開いていくものですし、その才能を花開かせるのが指導者の役目のはずです。

ですので、個人的にはそういったチームはやめて、別のチームに移るのがいいと思います。

 

ただ、今回のケースだと監督だけの問題ではありません。

父親も考えを変える必要があるでしょう。

 

普通の小学3年生なら1日目でギブアップするような練習を頑張って続ける我が子に対して、尊敬はしても「センスがない?」と疑問を持つのがおかしいです。

少なくともその子は「努力をする才能」を持っています。

 

それだけ努力できるなら中学高校へ進めば、きっと花開くでしょう。

それまで壊れないように守ってあげるのが親の役目のはずです。

 

 

子を守るためには、親が勉強する必要がある

 

その相談の返信で、今回のケースだと父親が野球素人でチームの監督が20年以上指導してきたという経験の差があり、どうしても鵜呑みにしてしまった経緯があったみたいですが、素人であっても最低限の勉強は子どもを守るためにも必要です。

ましてや、このブログでは何度も言っていますが、昔の知識のまま新しい理論や考え方をアップロードしていない指導者も多いです。

 

経験は大事ですが、時代遅れの経験は逆効果になります。

親子で二人三脚で野球をしていくなら、基本線としてチームの指導者に任せるのはもちろんでですが、イザという時は親が守ってあげれるように子どもと一緒に勉強してほしいです。

 

121

 

例えば、今回の話であったフォーム改造に関しても言われたことをそのままやらせるのではなく、父親も実際にやってみて「お父さんは野球素人だけど、この投げ方って投げにくくない?」と子どもに聞いてみるのもよかったかもしれません。

そういう風に聞けば本当は投げ辛いと思っていたけど言い出せなかった子どもも、「僕も本当はそう思っていた」と自分の心境を外に出せたと思います。

 

もし本当に理に適っているフォームだったとしたら、「僕は投げやすいからいいフォームだと思うよ」と言ったかもしれません。

そうやってきちんと親子のコミュニケーションを取ることも、「立派な指導」の1つです。

 

→ 甲子園に出たいならメジャー流トレーニングで技術と野球脳を鍛えよう

→ 甲子園優勝経験者が小中学生でしていた野球の打撃練習方法とコツ!

→ 高校・大学・プロのスカウトは学校の成績と父親・母親を見て決めている

 


野球ヘッダー
Sponsored Link

コメントは受け付けていません。