甲子園に出たいならメジャー流トレーニングで技術と野球脳を鍛えよう

ただ感性のまま、感覚のまま、体力や技術が人より優れているから、そういった理由で他の選手よりも上手で優れたプレーをする子はいます。

しかし、それが高校・大学・社会人・プロとレベルが上がるにつれ、自分よりセンスのある選手、自分より体格が良い選手、自分より技術がある選手はいくらでも出てきます。

そんな時に感性や感覚だけでやっていると、壁にぶつかってしまうでしょう。

 

けれど、小さい時から自発的に「これをやったら上手になれるかも?」と自分で課題を見つけ、それを実践し、うまくいかなかったら別のことを試すという試行錯誤ができる子というのは、野球でなくても大成できると思います。

なぜなら社会はそういう人材を求めているのですから。

 

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準備がプレーの精度を上げ、自信にも繋がる

 

今まで日本人メジャーリーガーはたくさんいますが、成功した人は一握りです。

日本のプロ野球では超一流と呼ばれ、優勝やタイトルを獲得するような選手だったのに、メジャーに行くと全然通用しない。

 

単純にメジャーのレベルが高いからということもあるのかもしれませんが、メジャーで一応の「成功」というレベルに達している選手に共通していたのが「試行錯誤」と「準備」です。

メジャーに挑戦する2~3年前から準備をし、少しずつプレースタイルが変えていっています。

 

有名なところで言うと、イチローは振り子打法をやめています。

少しずつ足の振り幅を小さくしているのが、当時の連続写真をいくつか見るとわかります。

 

他の選手で、現千葉ロッテの井口資仁も準備を数年前から行っていました。

例えばストライクゾーンをボール1個分広く設定して打席に立っていたり、右方向への長打を意識していたり、体全体で打ち返すバッティングを試みたりなど、渡米前から入念に準備をしてのアメリカ挑戦でした。

 

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逆にアメリカ挑戦をしても泣かず飛ばずで1~2年で帰ってくる選手の場合、こういった準備をほとんどせずにアメリカへ行くケースが多いです。

「自分の野球をやればうまくいく」と彼らは言いますが、日本とアメリカという全く異なる環境で「自分のプレーをする」というのはかなり困難であると、素人の僕でも思ってしまいます。

 

「準備があるから対応ができる」というのは何事にも通じることでしょう。

そして「何を準備したらいいか?」と自分で考えることができる野球脳を養うには、今回話した「言い訳から課題を見つけ、試行錯誤していく」というのは短期的な成長と長期的な成長の両方を成し遂げる秘訣だと考えています。

 

 

強豪校やプロからも注目される守備力の身に着け方

 

そういう観点で見た時に、2016年にカブスでワールドシリーズを制覇し、チャンピオンリングを手に入れた川崎宗則は本当に素晴らしい選手だと感じます。

彼を成績面で見た場合メジャーリーガーとしては成功とは言えないでしょう。

今年も15試合くらいしか出ていませんし、ほとんどを3Aで過ごしていましたから。

 

しかし、彼は自分がアメリカで通用しないとわかったら、素直にどうやったら上手くなるかを考えて、ライバルの選手にも聞きに行き、「アメリカの野球を吸収しよう」とした。

その結果、彼の守備は日本的なものからアメリカ的なものへと、確実に進化していきました。

 

彼は今後、日本でのプレーを考えています。

そうなると日本の守備技術や意識も変わっていくでしょう。

なぜなら彼の守備への考えや練習方法は、そのままメジャーで通用する守備になり、そして今後のスタンダードになっていくと思うからです。

 

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だとすれば、小中高生が川崎宗則の守備の考え方や意識、実際にしている練習法を知ることができたとしたら、周りの子どもよりもはるかに差をつけることができると思いませんか?

確実にモノにできれば、守備でプロや大学・社会人からスカウトされることも夢じゃないかもしれません。

 

いくら打てる選手であっても、守れるポジションがなければ試合にでは出れません。

しかし、守れる選手は試合に出れるし、ある程度のバッティング能力は後から伸ばすこともできるというのが、プロの視点です。

 

 


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