野球は練習しても上手くならない?トレーニング効果を上げる3つのコツ

「練習は裏切らない、やればやるほど上達する」と言われていますが、これはもう間違った常識です。

もちろん、練習はしないと上手くはなりません

しかし、ただ練習をすればいいと言うわけではありません。

 

この点に関してはメジャーリーガーのダルビッシュ有もこう言っています。

 

 

頭を使って考えて練習しないと、その練習は意味をもたないってことです。

 

 

強打者は何を考えながらバットを振るのか?

 

別の例を出すと、今のお父さん世代はもしかしたら知らないかもしれませんが、ミスタータイガースの掛布雅之が現役時代に言っていたことがあります。

世間では「毎日500本の素振りがミスタータイガースを作った」と言われていましたが、掛布さんが言うには「プロに入った人間は誰もが500本くらい毎日振っている」と。

 

では、何がミスタータイガースと呼ばれる強打者との差になったのでしょうか?

 

それが「考えながらバットを振ったか」です。

何を考えて振ったのかというと、「バットを振る度に、ゲームの状況やアウトカウント、どのコースにどんな球が来るかを考えて振った」そうです。

 

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ただ単に振るだけならバットを振るための力がつくだけです。

しかし、一球ごとに状況設定し、それに合わせたバッティングをする。

イメージトレーニングと素振りを同時にやっていたということです。

 

 

練習だけでは不十分な理由

 

ところが前回もお話しましたが、古い野球観や常識では『練習量の重視』が未だに根強いです。

でも、練習のやりすぎで怪我をして野球人生を棒に振ったり、朝から晩まで野球をやっていたことでそれ以外の社会生活に必要な常識が全く身につかないという話は、あっちこっちにあります。

 

例えば高校時代の部活でも。週末や夏休みなら朝9時から夕方18時まで練習が当たり前でした。

朝連もあれば朝7時からとかですよ。

 

1日10時間も仕事していると考えたら、相当キツイってわかりますよね、お父さんなら?

しかも、仕事なら週に1度は休みがありますが、夏休みとか長期休暇時なら休みなんてほとんどない。

 

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月に1~2回しか休みがなく、さらには途中で合宿なんかも入ってくる。

もし仕事で月に1~2回しか休みなかったらどうでしょう?

 

それにここを忘れたらダメですけど、中高生ってまだ成長途中なんですよ。

成長というのは筋肉や骨が大きくなっていくことですが、筋肉や骨はどうやったら大きくなるか知っていますか?

 

それは、「練習(運動)」「睡眠(休養)」「食事(栄養)」です。

 

特に睡眠と食事の2つは、疲れた体を「回復」するためのものです。

筋トレを例にするとわかりやすいですが、筋トレはワザと筋肉を破壊し、回復の過程で大きくなります。

 

それと同じで練習も破壊です。

なのに、練習ばかり重視し、それ以外の休養や栄養は気にしない。

そんなことばかりしていたら、大きくなるもののならないし、怪我になっても当然ですよ。

 

ですので、「運動→栄養→休養」の3つがサイクルとなり、これが一回転する度に少し成長すると思ってください。

ここ本当に大事なところです。

 

 

漫画『MAJOR』で学んだ休みの重要性

 

漫画の『メジャー』で野球強豪校に入った主人公が先輩に負けたことで、毎日死に物狂いで練習するというエピソードがありました。

それを見かねたコーチが軟禁してまで休養させます。

 

1日軟禁させられた主人公は怒り心頭ですが、体が軽くなり疲労が取れていることを実感し、「休みの重要性を知る」ことになります。

 

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まぁ、高校生で甲子園を目指しているなら1日中ずっと野球漬けになるのも仕方ないと思います。

 

でも、まだ小学生で野球漬けっていうのは成長に悪影響しかないと考えています。

その年代はまだまだ友達と遊んだり、家族と出かけたりという時間が大事ですし、子どもの情緒を育む上では必要です。

 

あなたは我が子を野球ロボットにしたいんですか?

それとも野球を通して、社会に通用する人間になってもらいたいのですか?

 

これは本当に大事なことなので、ぜひ一度考えてみてください。

 

→ 野球の精神論や根性論は嫌い?古い価値観からの脱却が指導のコツ

 


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