少年野球の打順の決め方は役割やセオリーは無視した方がいい理由

野球が好きな人なら「打順にはそれぞれ役割がある」ということを知っています。

確かにそれはセオリーとして大事なことなのですが、それに縛られるとバッティングが窮屈になる可能性が高くなります。

 

もしかしたら野球における打順の意味や役割、またはそれを使ったセオリーがイマイチわかっていないという人もいるかもしれないので、簡単に話しておきますね。

1番:足が速い、出塁率が高い
2番:バントができる、1番の役割もできる
3番:ヒットが打てて、長打もある
4番:チームで一番打てる
5番:長打があり、チャンスに強い
6番:チャンスに強い
7番:出塁率が高い
8番:確実性はないが、当たると大きい
9番:バントができる、四球が選べる

という風になっています、一般的には。

 

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もちろん、人によって考え方は異なるので、こういった役割ではないという人もいます。

しかし、おそらく8割方はこの役割で納得してくれるのではないでしょうか。

 

 

役割にこだわり過ぎると指示待ち選手になる

 

少なくとも小学生の時はそこまで、打順に合わせたバッティングをする必要はないと考えています。

それはなぜかというと、そこまでの役割を担えるほどの人材が揃っていないからです。

 

チームによっては「6番打者以降は全く期待が持てない」なんてこともあるかもしれません。

そもそもの人材が足りていないのに、無理矢理に役割に当てはめてもあまりうまくいかない気がしますね。

 

そして、もう1つ。ここからが大事な話になってきます。

1番バッターだと「球数を多く投げさせる」とか「立ち上がりで制球が定まっていないかもしれないので見ていけ」と言われることもあるでしょう。

その結果、真ん中に甘いボールがきたのに見逃してしまうということがあります。

 

本人としては1番バッターとしての役目を果たそうとしているのに、周りから見ると「消極的な打席」と思われることもありますし、ダメな監督なら「なぜ打たなかった?」と子どもを責めるなんてこともあるかもしれません。

 

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子どもとしては「監督の言うように1番バッターの役目を果たそうとしたのに、なぜ怒られるのか?」となり、それが続くと「指示待ち人間」になってしまいます。

言われた通りにやったら怒られ、自分で考えてやっても怒られる。そんな状況になると人は混乱し、考えることを止めてしまいます。

 

これは専門用語で「ダブルバインド」というのですが、学校や会社などでもよく起きていることで、これが酷くなると無気力やうつ病にも発展します。

 

それに真ん中の甘いボールはヒットになる確率が高いので、もしそんなボールがきたら初球であっても積極的に打っていった方がいいでしょう。

ですので、打順別の役割は大事ですがそれに縛られず、また「真ん中にきたら積極的に打て」「高めにきた球で打てそうなら絶対に打て」という風に、どこにきたら打つというのを決めてあげた方がいいかなと思います。

 

 

その三振、意味のある三振だったかも?

 

「消極的な打席をしている」と思われるものとして、他には「見逃し三振」というのがあります。

こういうケースになりやすい子は2ストライクを取られてからは際どいコースに手を出さない、または四球狙いにするも選球眼がよくないという子が多いです。

こういった子に「2ストライクになったら多少ボール球でも振っていけ」と言うと、逆に何でもかんでも手を出してしまい、三振するということになります。

まぁ、まんま僕のことなんですけど(苦笑)

 

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ただ、この見逃し三振には「積極的な見逃し」と「消極的な見逃し」があります。

「積極的な見逃し」とは本人がボール球だと思った場合で、「消極的な見逃し」は全く手がでなかった場合です。

 

見逃し三振した時に「なに見逃し三振をしているんだ!」と頭ごなしに怒る前に、積極的見逃しなのか消極的見逃しなのかを確認してあげてください。

 

 

親や監督にしかできない指導がある

 

ストライクの中には「えっ?今入ってたの?」と思うものもあります、審判も人間ですし、審判によってストライクゾーンも違います。

ですので、積極的見逃し三振だったら「あれがボールだと思ったならお前の判断を信じる。でも、次からはあのコースがきて打ち返すのが難しいと感じたなら、ストライクを取られたら困るしファウルで逃げれるようにしよう」と、より良くなる方法を提案してあげましょう。

 

世の中には文句や非難ばかりで対案を言わない人がいますが、そういう人って正直ウザいです。

そうじゃなく、この失敗を活かして次はうまくいくように提案できるのが良い指導者だと思います。

 

→ 野球少年の可能性を広げるため、「足し算」でのコーチングや指導を!

 


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