高校野球は寮生活がいい?体格差や練習量など自宅通いはデメリット?

もし強豪校や名門校に誘われたとして、その学校が寮生活が前提だとしたら?

人によってはかなり悩む問題かもしれません。

最終的には子ども本人の気持ちが大事になってきますが、やはりメリットやデメリットがあります。

今回は野球で高校進学をする際、「寮生活の学校か通いの学校か、野球漬けの学校か勉強もきちんとやる学校か、どちらがいいか?」について考えていきましょう。

 

 

履正社の勉強に対する姿勢と進学実績

 

大阪で言うなら「寮で1年365日どっぷりと野球漬けになりたいなら大阪桐蔭、家から通わせて野球だけでなく勉強もしっかりとさせたいなら履正社」みたいな風潮があります。

 

履正社は朝の小テストは野球部員でも関係なく、全員が受けないといけないというルールがあります。

またスポーツコースである普通コースでも習熟度別クラスを行い、関関同立などの難関私大合格を目指した科目数・単位数で授業を行っています。

 

 

 

家からの通い・平日6時間の授業数と、一般的な学校と変わらないにも関わらず、甲子園出場経験や2017年の選抜では大阪桐蔭との同県対決。

惜しくも負けて準優勝でしたが、その強さは全国クラスであることに変わりはありません。

 

野球での進学実績は、関西大・関西学院大・同志社大・近畿大・明治大・立教大・駒沢大・帝京大・東北福祉大など、野球が強い大学に進学しています。

ただ、後に書いている大阪桐蔭野球部の大学進学実績と比べると、ネームバリュー的には落ちる感じはしますね。

 

 

大阪桐蔭の勉強に対する姿勢と進学実績

 

大阪桐蔭のスポーツコースである3類コースも平日は6時間の授業がありますが、一部は「体育の授業」という扱いで「練習が授業」となっています。

あと大阪桐蔭の偏差値は60以上ある超進学校なのですが、それは進学コースの偏差値であって、スポーツコースの偏差値は40程度と言われています。

 

 

寮生活を行っている高知の名門で山奥に学校がある明徳義塾だと、消灯後に夜中の2時~3時まで練習して、また朝5~6時に起きて練習するということが当たり前なので、寮生活だとどうしても野球漬けになり、勉強はほぼしなくなります。

こういう点は寮生活のデメリットかもしれません。

 

その代わり、全国から逸材と呼ばれる中学生が集まり、野球の英才教育をしているわけですから、大学も野球で進学します。

大阪桐蔭は早稲田大・法政大・立教大・国学院大・青学大・亜細亜大・同志社・龍谷大・関西大・関西学院大など、野球でプロも輩出している難関私学への進学実績があります。

 

 

自宅通いのメリット&デメリット

 

ちなみに通いのデメリットは「練習量と食事量」です。

例えば、家から学校まで片道30分かかるとすれば、往復1時間です。

そうすると毎日1時間分、練習する時間が短くなります。

 

盆・正月の休みがあるとしても、年間で300時間も練習する時間に差が生まれます。

アホみたいに長時間の練習をしていればうまくなるかといえばそうとは限りませんが、これだけの時間の差は、3年間という限られた時間しかない高校球児にとっては惜しい時間かもしれません。

 

 

また、食事に関しても寮生活の場合だと寮で栄養バランスの取れた食事は十分な食事量を賄うことができたり、専門家を呼んで栄養や成長に関する講義を受けたりすることなどもできますが、自宅通いだとその部分は全て家庭に任せてしまうことになります。

食育などの知識があれば別ですが、それでも専門家と比べるとなかなか難しい部分もあります。

 

他にも部活帰りの買い食いなんかもそうで、管理が難しいです。

僕が高校生の時も学校のすぐそばにコンビニがあったので、練習終わりでクタクタで空腹だったらそこでちょっと買って食べるということも普通にありました。

しかし、そこで食べてしまうと中途半端に空腹が満たされてしまうので、家に帰っても少ししか食べれなくなり、その小さな積み重ねが体格の差となって1年後2年後に現れてきます。

こういう部分がデメリットです。

 

 

もちろん、自宅通いのメリットもありますよ。

特に高校生とはいってもまだまだ子どもで、メンタルによって大きくパフォーマンスが崩れるなんてことは日常茶飯事です。

そこを素早くケアできるのは寮生活ではなかなか難しいですが、子どもも親にだからこそ言える本音もあるでしょう。

そういった無言の会話や親子での会話があるというのは、子どものメンタルを良い状態に保つことにも役立ちます。

 

また、子どもの性格を考えると寮生活だと潰れてしまったり、伸び伸びとできないなんて子もいるでしょう。

実際にミスタートリプルスリー、ヤクルトスワローズの山田哲人は大阪桐蔭に行きたかったみたいですが、母親の「あんたはやめておいた方がいい」という一言で履正社に行くことになりました。

その結果、プロ入りし、WBCでも主力として活躍する、日本を代表する野球選手になりました。

 

 

 

学校選びも時代とともに変化している

 

寮生活の学校か通いの学校か、野球漬けの学校か勉強もきちんとやる学校か、どちらがいいかは子ども本人が「将来どうなりたいか」で変わってきます。

 

 

ただ、大阪桐蔭は全国の有望選手をスカウトしていますが、履正社はもちろん、他の名門校や強豪校に獲得競争で負けることも多々あります。

その理由の1つとして、子どもは大阪桐蔭でやりたいと思っていても、親御さんが「野球漬けではなく、きちんと勉強もやる学校がいい」という意見があるのかもしれません。

もちろん、「あの監督の下でやりたい」「お父さんと同じ高校で甲子園を目指したい」など他の理由もありますが、勉強や大学進学というのも大きな決定要因になっており、時代の変化を感じさせます

 

今回は大阪の強豪校である、大阪桐蔭と履正社を例にして話をしてきました。

あなたが住んでいる地域にある名門校や強豪校も調べると色々と情報が出てくるので、今回話した内容を使いながら、子どもとじっくり進路相談をして、悔いのない進学をしてもらえたらと思います。

 

 


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