こんな指導の監督やお父さんは嫌われる!実践したい指導の3つのコツ

あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみ(32)
こんな指導の監督やお父さんは嫌われる!実践したい指導の3つのコツ

前回、監督やコーチの指導について少し話しましたが、怒鳴ったり怒ったりしていても子どもに好かれたり、親から感謝されたりしている指導者もいます。

この『感謝される監督やコーチ、嫌われる監督やコーチ』の差はどこからくるのでしょうか?

今回はこのテーマについて考えていこうと思います。

 

もちろん、これは監督やコーチなど指導する立場の人全般に当てはまるので、今これを読んでいる親御さんや会社で部下を持っている人にも当てはまります。

 

結論から言うと、

・褒め方を知っている
・怒り方を知っている
・判断基準が明確に定まっている

という3つがポイントになります。

 

 

気分や感情で褒めたり怒ったりしない

 

「褒め方や怒り方」というのを習ったことがない人が多いため、感情的に褒めたり怒ったりすることがほとんどです。

簡単にポイントだけを言うと「筋が通っているか」が大事です。

何でもかんでも褒めたり何でもかんでも怒るのでは、なぜ褒められたのか怒られたのかが子どもにはわかりません。

 

 

ダメなところはダメと指摘し、怒るところは怒る。

そして、こうすれば良くなるのではないかと提案や指摘をする。そして、それができたら褒めて、何度やっても同じ失敗をするならそれも怒る。

怒るにしてもいきなり怒るのではなく、子どもでもわかるレベルまで降りてきて、理解してるか確認をしながら話す。

そして、本人が「わかった」と納得したにも関わらず何度も失敗するのなら、静かに怒り、また提案や理解のために話をする。

 

なかなか難しいことだと思いますが、それができるからこその指導者だと考えています。

 

これは仕事でも同じで新人が入ってきた時、まずはできそうな仕事を頼み、それができたら褒める。

逆の言い方をすると褒めるために仕事を振って、「褒められる=嬉しい=褒めてくれる人の方が立場が上」と感じるように関係を作っていく。

そうすることでうまく回る上下関係が出来上がります。

 

ただ単に「俺は監督だ!」「親だぞ!」と立場を振りかざすだけで、人間関係を作ることをサボっていると、なかなか感謝されるような関係性にはなりません。

 

 

判断に一貫性があるのが大事

 

実は「判断基準が明確に定まっている」が一番大事なポイントです。

 

例えば、あなたが小学校の時に「テストで90点以上取ったら欲しいものを買って上げる」と親と約束したとしましょう。

勉強も頑張って、問題のめぐりあわせも良かったため、95点を取ったとします。そして良い点数を取ったから欲しいものを買ってもらえた。

この場合は別に問題ないでしょう。

 

 

翌月また同じ約束をして頑張りましたが、90点でした。

でも、約束は「90点以上取ったら」なのでまた欲しいものを買ってもらえると思ってテスト用紙を見せると、「前回95点なのに今回90点で点数下がってるからなしね」と言われたらどうでしょう?

「えっ?約束の90点は取れてるのに?なんで?」と思いますし、親に対して不信感を抱きます。

こういうことを無意識にやっている親ってかなりいますから、これを読んでいるあなたも要注意ですよ。

 

そしてこれを野球に置き換えてみると、「礼儀が悪かったらレギュラーであっても補欠であっても怒る」「うまい子も下手な子も平等に練習や指導をする」などの明確な基準を持って接していないと、子どもには示しがつきません。

「あいつはレギュラーだからいいんだよ、でもお前らはダメだ」なんていう監督がいたら、子どもはこの人のことを信用しなくなります。

他にも試合でエラーをした時にケトルみたいにすぐ沸騰して怒るのは論外ですが、同じエラーでも怠慢プレーなら怒るが一生懸命やった結果のエラーなら怒らないという線引きがちゃんとできているかが大事なのです。

 

 

ただ厳しいだけでなく、その厳しさの中にも公平さと誠実さがあれば、子どももバカじゃないのでその指導者のことを怖いと思っていても、嫌うことはありません。

そういった基準もないまま、言うことに一貫性もなく、好き嫌いをそのまま出すような指導者は、子どもはもちろん保護者からも支持されないでしょう。

 

→ 監督やコーチの指導がひどい!野球チームや指導者選びの心得とは?

→ 少年野球日本一の教えを学び、お子さんと一緒にレベルアップしましょう

 

 

少年野球指導者問題の原因

 

こういった問題は少年野球に限らず、中学高校などどの年代に起こる問題だと思います。

その原因としてはやはりサッカーにある『ライセンス制度』が野球にないことが大きな原因でしょう。

 

 

ライセンス制度は「学ぶ機会を作り。指導者の力量を底上げする」ものであり、「どうやって子どもに教えたらいいかを学ぶ機会」でもあるのです。

もちろん、そういった問題に対し『少年野球指導者講習会』というものがあり、最低1人はチームに受講者がいないとダメですが、それを受講していない人でも気軽に教えることができる環境なのが少年野球の実情でしょう。

 

もうひとつの原因は『金儲け主義になってはいけない』という理念があるため、いい指導者を呼びたくてもお金はないし、チーム運営のための部費なども最低限しか取れなかったりします。

そのため、監督やコーチなどもボランティアに頼るしかなく、ほとんどの人が無給で行っています。

もちろん、野球が好きで関わりたい人や趣味で楽しくやっている人もいます。

 

 

「保護者からすると毎月部費を払っているのだから」と思うでしょうが、横領などしない限りはほとんど監督やコーチにはお金は入ってきません。

その割に責任だけは大きいとなると、その対価として権力を手にしたいと考えてしまう人がいてもそうおかしな話ではないでしょう。

この辺は仕組みの問題なので僕らにどうこうできるという問題ではないですが、ぜひ頭の隅っこに置いといてください。

 

 

最後に

 

少年野球は野球人生のスタートであり、ここで野球の楽しさを知り、野球が好きになってもらえないと、その先はドンドンと先細りしていくでしょう。

野球と面白いスポーツに出会ったのに、指導者のせいで野球嫌いになる子が増えるというのは、野球ファンとしてもとても悲しいことです。

そして、今まで話した事情を考えると何でもかんでもチームに任せるというのは、場合によってはせっかくの可能性を潰すことになるかもしれません。

 

 

ですので、お父さんやお母さんも子どもと一緒に野球を勉強することをオススメします。

いい指導者に会うことは成長の大きな要因ですが、一番身近で一番影響力のある指導者は親であることを忘れないでください。

 


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