厳しい練習は疲労を溜めるだけ?効率的に野球を上達させる練習とは?

野球は少子化や他のスポーツの人気により、競技人口が緩やかに減ってきています。

そのため、金の卵である子どもたちをじっくりと育てていき、また野球の魅力を見せていかないといけません。

 

しかし、野球の教育現場ではまだまだ未熟で、不勉強な指導者によって、踏み荒らされているのが現状です。

特にアメリカとの差は顕著で、「成長段階の体に見合わない、無茶で過酷な練習メニューを課す」なんていうのは、本当に日本の悪しき部分だなと感じます。

 

 

成長期に練習のやりすぎは無駄?

 

WBCでは「球数制限」がありましたよね。

どれだけ優秀な投手が投げていても100球になったら降板しないといけません。

 

そのため、二番手・三番手の力量が落ちる国は、終盤に失点するということが多かったです。

逆に日本は優秀な投手が多いため、失点が最小限で済んでいます。

 

そしてもう1つ、野球に関する問題があります。

それが「高校野球の連投問題」です。

 

世界基準で「球数制限」というルールがあるのは、プロ野球選手であっても「多投してはいけない」ということなのです。

しかも、プロ野球選手は成長期が終わり、体も出来上がり、そしてトレーニングで体を鍛えているという状態であっても、投げすぎは故障を招くと言われています。

 

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それにも関わらず、成長期の小学生~高校生が1日に100球も200球も投げている。

甲子園優勝投手がその後プロに行っても活躍しないのは、甲子園期間の投げすぎが原因とも言われています。

 

 

ただ辛いだけの練習では成果はでない

 

今の話は投手の話ですが、打者でも同じです。

例えば「1日1000回素振りをしろ」というのは、体ができていない子どもには酷でしかありません。

それにペース配分を考えて、全力で振るだけですし、1000回振ったという数だけに注目して、満足感を得てしまう可能性もあります。

 

これ筋トレに置き換えるとものすごくわかりやすいです。

筋トレって「筋力」と「筋持久力」を鍛えるかでやり方が変わります。

筋力を上げたいなら「高強度(全力)で5~10回程度」で、筋持久力を上げたいなら「低強度(余力が残る力)で15回以上」となります。

 

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さて、バットを振って来たボールにインパクトを与える時に使う力って、筋力と筋持久力のどっちだと思いますか?

どう考えても筋力ですよね。

 

ということは、1日1000回素振りするよりも、全力で集中して1日50回の素振りをした方がよっぽど効果があるということがわかりますよね?

まぁ、こういうことを言うと「根性を鍛えるためだ」とか時代遅れも甚だしいことを言う指導者もいますが、個人的には何も考えていないとしか思えません。

 

小学校、中学校、高校、そしてプロ、もしくは大学や社会人からのプロもあります。

子どもの成長をいうのは、こういう大きな流れの中で考え、その上で必要なことをしてほしいものです。

 

→ 野球の精神論や根性論は嫌い?古い価値観からの脱却が指導のコツ

 


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